●ハウフ博物館
ホルツマーデンにはこの地域で産出した化石のみを展示している素晴らしい博物館があります。
ハウフ博物館(Museum Hauff)といいます。ハウフは人の名前です。
柏木が訪ねたとき、歓待してくれた館長(オーナー)は三代目のハウフさんでした。
現館長の祖父がハウフ博物館を創立しました。ホルツマーデンでは良質の頁岩(けつがん)
が産出し、
建材などとして産出され販売されていました。あるとき、頁岩の中に化石を見つけました。
次々と質の良い化石が見つかり、初代ハウフさんは博物館を創立しました。
●いろいろな美しい化石
ホルツマーデンの化石で見ごたえのあるものは、魚竜、ワニ、アンモナイト、ウミユリなどです。
魚竜は一度見ると忘れない独特の化石です。岩盤の色は黒いものです。魚竜は大きく、
お腹に赤ちゃんがいる化石も展示しています。ワニは非常に貴重な化石です。
アンモナイトは多く産出していますが、三種類が代表です。ホルツマーデンのウミユリの化石も大きいです。
また、「ユリ」とよばれることが納得できる形状を持っています。
一番感動した展示は、大きな岩盤を継ぎ合わせて発掘した現状を壁一面に見せているものです。
このような展示はホルツマーデンにあるハウフ博物館のみが可能と思います。
●ジュラ紀の三つの層(黒ジュラ、褐ジュラ、白ジュラ)
ホルツマーデンの化石は黒い岩盤と書きました。
ドイツ南部の地域にはジュラ紀の地層があちらこちらにあります。
この地域のジュラ紀の地層は大きく三つの層に分けられます。下の層から黒色、褐色、白色の三つの層
の順番であります。三つの層で黒色の地層が最も古く、黒ジュラとよばれています。
その上の層を褐ジュラ、一番上層を白ジュラとよんでいます。
ホルツマーデンは黒ジュラの層です。
●地図


●ホルツマーデン産出の化石

目次はこちら